ソフトB投手陣崩壊20年ぶり「13四球」工藤監督「反省してもらう」

[ 2021年4月24日 21:20 ]

パ・リーグ   ロッテ11―9ソフトバンク ( 2021年4月24日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ5>5回、3番手で登板も押し出し四球で2失点、降板するスチュワート(撮影・沢田 明徳)
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 自慢の投手陣が崩壊した。ソフトバンク投手陣が与えた四球は「13」。01年6月25日オリックス戦以来、20年ぶりの屈辱だ。2リーグ制以降では4度目で、球団ワーストタイとなった。

 先発の高橋礼が3回1/3を投げ、4安打5四球で5失点と乱調。「早い回から援護してくれたのに、自分らしい投球ができなかった。四球も多くなりリズムが悪くなってしまった。本当に申し訳ない」と猛省した。

 逆転した直後の5回からはスチュワートが3番手で登板。18年、米ドラフト1位の評価を受けた右腕でも悪い流れは断ち切れない。二塁打と2四球で満塁のピンチを招くと、高部に押し出しで同点。続く荻野にも2者連続となる押し出しを与え、再び逆転を許した。負の連鎖は続き、3回からロッテのスコアボードには得点が刻まれ続けた。

 「四球率減」をテーマに掲げた今シーズン。改善が見られない投手陣については工藤監督は「常に言っているのは打たれてもいいが、無駄な四球はやめなさいということ。そこは反省をしてもらう」と淡々と話した。

 両リーグ最長となる4時間30分のゲームを落としただけでなく、西武の112に次いでリーグ2番目に多い110与四死球となった。

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