巨人・戸郷「悔しいです」 勝利投手の権利懸かった5回、鈴木誠に逆転2ラン許して降板 今季2敗目

[ 2021年4月24日 15:47 ]

セ・リーグ   巨人3―6広島 ( 2021年4月24日    東京D )

<巨・広5>5回無死一塁、鈴木に逆転2ランを浴びた戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)が広島戦(東京D)で今季5度目の先発登板。鈴木誠に2戦連発、通算150号となる逆転の6号2ランを浴びて5回途中5安打4失点で降板し、今季2敗目(2勝)を喫した。

 初回に主将・坂本のバックスクリーン左に飛び込む4号2ランで先制してもらった戸郷だったが、直後の2回、先頭・松山の初球を左翼フェンス直撃の二塁打とされ、会沢四球、羽月の三塁線への絶妙なバントが内野安打となって無死満塁のピンチを招いた。それでも、ここを小園の遊ゴロによる1失点だけにとどめると、その裏には自らのスクイズ成功で1点を追加。3―1と再び2点差とした。

 だが、4回に2死走者なしから羽月に中前打された後で小園を四球で歩かせた戸郷は、続く相手先発左腕・高橋昂にプロ5年目で初打点となる中前適時打を許して3―2とまたも1点差。そして迎えた5回、先頭・安部四球の後で鈴木誠に1ボールから投げた2球目直球が真ん中付近に入り、これを左翼スタンド上段に運ばれ3―4と逆転されると、ここで原監督が投手交代を告げた。

 戸郷の投球内容は4回0/3で打者21人に対して83球を投げ、5安打4失点。5三振を奪い、与えた四球は4つだった。

 ▼巨人・戸郷 先制してもらいながらも粘り切れず悔しいです。やるべきことをしっかりとやって次に向かいたい。

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2021年4月24日のニュース