悔しさを「倍返し」や 阪神・佐藤輝が2回にも2点打 2打席連続タイムリー&4打点は自身初

[ 2021年4月24日 14:59 ]

セ・リーグ   阪神ーDeNA ( 2021年4月24日    甲子園 )

<神・D>初回1死満塁、阪神・佐藤輝は右前に2点適時打を放つ(投手・上茶谷)(撮影・坂田 高浩)
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 悔しさを倍返しだ。阪神ドラフト1位の佐藤がプロ初の2打席連続適時打ではやくもプロで最多の1試合4打点だ。

 2回無死満塁でカウント2―2から左腕・桜井の甘く入ったスライダーを捉えた。大きな放物線を描いた打球は風にも乗って中堅フェンスを直撃。一走のサンズの打球判断が遅れシングルヒット止まりだったが、2者を生還させた。

 「1打席目と同じくチャンスの場面で回ってきたので、思い切って打ちにいきました。ランナーを還すことができてよかったです」

 シンプルな言葉に充実感がみなぎる。しばらく見納めになる有観客のスタンドへ、最高のプレゼントになった。

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2021年4月24日のニュース