メッツのデグロムがまた快投 ナショナルズを15奪三振で完封 開幕4試合50Kは史上最多

[ 2021年4月24日 12:32 ]

15三振を奪って完封勝利を挙げたメッツのデグロム(AP)
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 17日のロッキーズ戦で9者連続の奪三振を記録していたメッツのジェイコブ・デグロム投手(32)が23日、地元ニューヨークで行われたナショナルズ戦で今季4度目の先発を果たし、109球を投げ完封で今季2勝目(1敗)を挙げた。

 デグロムの完封勝利は187回の先発で5年ぶり2回目(完投は4回目)。自己最多の15三振を奪って6―0での勝利に貢献した。先発は今季4回目だが奪った三振は7→14→14→15。3試合連続で14三振以上を奪取したのは1999年のペドロ・マルチネス(レッドソックス)と2017年のゲリット・コール(アストロズ=現ヤンキース)に次いでメジャー史上3人目となった。

 開幕から4試合を終えての最多奪三振数記録はインディアンズのシェーン・ビーバー(25)が今季樹立していた48(12→12→11→13)だったが、デグロムはこの“量産記録”も書き換えた。

 投げるだけでなく打っても活躍。ナショナルズ戦では4打数2安打1打点を記録し、今季の打率は・545(11打数6安打)となった。今季29イニングを投げて自責点は1だが、打点は2。マウンドでのマイナス部分を打席で帳消しにしている。

 なおメッツは連敗を3でくい止めて8勝7敗。ナショナルズは7勝10敗となった。

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