150キロ超ズバズバで2回零封 阪神・小野、また好投でアピール成功 そろそろ勝利の方程式入りも

[ 2021年4月24日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―7DeNA ( 2021年4月23日    甲子園 )

<神・D>7回、4番手で登板した小野(撮影・後藤 大輝)
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 阪神の5年目・小野が敗戦の中でアピールを果たした。22日の巨人戦に続く連投で7回から登板。4番・佐野から始まる攻撃を3人で片付けると、8回も3者凡退。2日間で4イニング打者13人と対戦し、巨人戦での失策による走者を許しただけの無安打無失点投球を展開した。

 7回2死から宮崎を遊ゴロに仕留めた1球が、この日最速の154キロ。前日に更新した157キロには届かなかったが、コンスタントに150キロオーバーする球威と、早めに打者を追い込む制球力に、進歩を見せた。

 「2イニングを3者凡退に抑えることが出来て良かった。投げる試合は0点で抑えたいと思っているので、抑えることが出来て良かった」

 右肩痛に苦しみ、昨年は初めて1軍登板なしに終わった。危機感とともに迎えたシーズンで、手応えはつかんだ。福原投手コーチも「腕も振れている。これを継続してくれれば、いいところで投げられると期待している」と高く評価。勝利の方程式に食い込む可能性も膨らんだ。(鈴木 光)

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2021年4月24日のニュース