福岡大が全勝守る 永江主将、大学初アーチが逆転2ラン「まさか入るとは」九州大に快勝

[ 2021年4月24日 18:57 ]

九州六大学野球 春季リーグ戦 第3週第1日   福岡大9―2九州大 ( 2021年4月24日    桧原球場 )

6回、逆転2ランを放ち笑顔でホームに向かう福大・永江大樹
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 福岡大が昨秋唯一土をつけられた九州大に快勝し全勝を守った。

 主将で五番・永江大樹(4年・東福岡)が自身もビックリの大学初本塁打でチームを勝利に導いた。

 1点を追う6回1死一塁の好機で打席に立つと左翼席中段に特大逆転2ランをぶちこんだ。

 「苦しい状況だったので次につなげようという意識だった。しっかり振り込んで力がついて遠くに飛ぶようになったと思っていたがまさか入るとは」

 昨秋は14打点でリーグ最多打点に輝いた勝負強いスラッガーも本塁打は大学初。得点圏に走者を出しながら攻めあぐねたそれまでの展開を一振りで変えた。

 2ランを含む3打数2安打3打点の活躍に「目指すは全勝優勝。主将なのでチームを勝たせられることが大事。それが個人の結果にもつながるといい」

 先発したエース・村上幸人(3年・九産大九州)は7回を投げ被安打7、無死四球、4奪三振で3勝目をあげた。初回に自らのミスも絡み2失点。「去年リーグ戦で唯一負けたのが九大だったので、立ち上がりは変な緊張があった」。ただ、2回以降は得点を許さず「気持ちを切り替えた。気負うことなくいつも通りに投げられた」と胸を張った。

 3年生になり「責任感が大きくなった。ストレートの質が上がった」と進化を口にするエースは「投げる試合は全部勝ちたい」ときっぱり。全勝優勝へ揺るぎない自信をみせた。

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