ドラフト候補の大垣日大・清田が2安打1打点 高校通算22本塁打のスラッガー 高校野球岐阜大会

[ 2021年4月24日 19:37 ]

春季高校野球岐阜大会準々決勝   大垣日大4ー5岐阜第一 ( 2021年4月24日    岐阜ファミリーパーク野球場 )

<大垣日大・岐阜第一>6回1死、左前打を放つ大垣日大・清田
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 今秋ドラフト候補の大垣日大・清田蒼陽(そうひ=3年)が3打数2安打1打点で4番としての存在感を発揮した。

 2―2の8回1死三塁、スライダーをとらえた打球は投手のグラブをはじき、中前まで転がる勝ち越し打となった。一時は試合の主導権を握ったものの、追いつかれてのサヨナラ負け。「点が欲しい場面で打てたのは良かったが、その前に点を取れる場面はあった」と3回2死三塁の場面で空振り三振に倒れたことを悔やんだ。

 1メートル86、91キロの体格を生かした長打力が最大の武器で、高校通算は22本塁打。新城ボーイズに所属した中学時にはU―15日本代表として「U―15ワールドカップ」に出場している。中京大中京・畔柳、東海大菅生・本田、大阪桐蔭・池田らそうそうたるメンバーが当時のチームメート。「センバツに出ている選手も多かった。早く追いつけるようにしたい」と刺激にする。

 自分の中での課題は明白だ。「今日もヒットは打てましたが、もっと打てると思う。長打が求められると思うので、調子を上げていきたい」。打撃力を磨き上げ、かつての仲間達が立った聖地に足を踏み入れる。

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2021年4月24日のニュース