ダルビッシュ 7回1失点、9K力投で今季2勝目 現役最強左腕カーショーとの再戦で雪辱

[ 2021年4月24日 14:02 ]

ナ・リーグ   パドレス6-1ドジャース ( 2021年4月23日    ロサンゼルス )

ドジャース戦に先発したダルビッシュ(AP)
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 パドレス・ダルビッシュ有投手(34)が23日(日本時間24日)、敵地でのドジャース戦で今季5度目の先発登板。サイ・ヤング賞3度で現役最強左腕とされるカーショーと2戦連続の投げ合いとなり、7回を投げて4安打1失点、9三振を奪う好投を見せ、12日の敵地パイレーツ戦以来の今季2勝目を挙げた。試合は6―1でチームは連勝した。

 ナ・リーグ西地区のライバル対決。ダルビッシュは立ち上がりは制球に苦しみ、初回1死一、三塁に4番・マンシーに右前適時打を浴び先制を許した。同点となった2回は死球、1点リードで迎えた3回は死球と四球で走者を許しながらも後続を断ち、4回は3者凡退に退け、調子を上げた。

 5回は先頭安打を許したものの、後続を断った。6回は圧巻の三者連続三振に斬ってとった。7回は1死から投前バント安打と四球を許したが、後続を空振り三振、三直に退け、96球でマウンドをおりた。

 投げ合ったカーショーはド軍が2017年にナ・リーグで優勝した際のチームメイトで、自主トレをともにするなど親交が深い。この日は2回にマイヤーズに、3回、5回にはタティスに左越え本塁打とドジャースの一発攻勢に遭い、7回を投げ91球、5安打1四球7奪三振の3失点。3連勝がストップし、今季2敗目となった。チームは連敗となった。

 ダルビッシュは前回登板の17日本拠地でのドジャース戦は、7回1安打1失点と好投も援護なく今季初黒星。カーショーに押し出し四球を与え初対決に敗れたが「次はカーショー相手にしっかり勝てるようにしたい」と雪辱を口にしていた。

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2021年4月24日のニュース