【マー君と一問一答】開幕直前のケガ「なんで今なんや…」 それでも復活凱旋白星「戻ってこれてよかった」

[ 2021年4月24日 17:27 ]

パ・リーグ   楽天2-1西武 ( 2021年4月24日    楽天生命パーク )

<楽・西(5)>NPB通算100勝を達成した田中将は笑顔でボードを掲げる (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・田中将大投手が24日の西武戦に先発し、6回3安打1失点と好投。西武を2-1で下し、NPB通算100勝目をマークした。球団創設初の日本一に導いた13年11月3日の日本シリーズ第7戦以来、2729日ぶりの本拠地凱旋登板を、今季初勝利と節目の白星で飾った。

 国内での公式戦勝利は2013年10月27日の巨人との日本シリーズ第2戦以来2736日ぶり。

 初回に2点の援護を受け、3回に1点を失ったが粘りの投球。7回以降も救援陣が踏ん張り、1点差を逃げ切って白星を引き寄せた。

 田中は右ヒラメ筋を損傷し、開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦(楽天生命)先発を直前で回避。17日の日本ハム戦(東京ドーム)で復帰後初登板したが、5回3失点で敗戦投手となっていた。ようやく本拠地登板となり「怪我した時は驚いて。なんで今なんやというのはあったんですけど…遅くなってしまいましたけど、こうやってまたマウンドに上がって戻ってこれたのでよかった」と振り返った。

試合後の一問一答は以下の通り。

――おかえりなさい!
「ただいま!!」

――今の気持ちは。
「なんか不思議な感じがします。でも、ものすごくうれしいです」

――ホームへの強い気持ち。
「開幕前に自分自身も怪我して驚いて。なんで今なんやと。遅れてしまったけれど、こうやって戻ってこれたのでよかったです」

――6回1失点。
「粘り強く我慢しながらなんとか1失点で切り抜けられたので良かったです」

――降板後の気持ち。
「点差も1点でしたけど、守りもいい守備が数多くありましたし、リリーフも良い投球をしていたので信じていました」

――NPB通算100勝。
「間がだいぶあいたんで、なんかあまり実感がないんですけども、こうして勝つことができて、また皆さんとこの勝利をわかちあえたことがよかったと思います」

――今後への意気込み。
「スタートで出遅れてしまったので、巻き返せるように、ほかの投手に負けないように頑張りたいと思います」

――ファンへ一言。
「自分の中で締めたつもりだったんですけど(笑い)日本一に向かって頑張っていくのでまた皆さんと喜びをわかちあえるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」

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