慶大の恐怖の8番 福井主将は将来の監督候補?堀井監督も全幅の信頼

[ 2021年4月24日 17:30 ]

東京六大学野球・第3週第1日   慶大6―5明大 ( 2021年4月24日    神宮 )

<慶大・明大>試合後スタンドにむかってあいさつする慶大・福井(撮影・河野 光希)
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 声はかれていた。2時間33分の試合を終えた慶大・福井章吾主将(4年)は、報道陣の質問にハキハキと答える。試合中、かなり喉を酷使していたのだろう。声はかれていた。

 2―3の6回1死満塁。8番に座る福井が打席に入った。「何とか1点という気持ち。全員でつないだチャンス。何とか1点と思っていた」と振り返った。2球目の直球をとらえた打球は、逆方向に飛んだ。左翼手の頭上を越え、逆転の2点二塁打となった。「風のおかげ。風がなかったらレフトフライだと思う。運も味方したかな」と笑顔を見せた。

 クリーンアップを打つ力がある。それでも、8番に座る。堀井哲也監督は「オープン戦でいろいろ試した。福井が8番にいると、相手も嫌じゃないかなと思って。状況に応じた打撃ができるし、何でもできるので」と説明した。

 捕手として投手を引っ張り、主将としてチームの先頭に立つ。普段の練習中から目を配り、下級生にも声をかける。堀井監督は「今監督になってもいいような、そういうキャプテンシーを持っている」と全幅の信頼を寄せている。8番打者が、チームのキーマンになっている。(川島 毅洋)

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