巨人・原監督 メジャー流「招待選手制度」提言「多くの選手にチャンスが生まれる」

[ 2021年2月25日 05:30 ]

招待選手制度導入を提言した巨人・原監督(右)
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 巨人・原監督が日本球界に、メジャーの「招待選手制度」導入を提言した。「アメリカの招待選手(制度)が日本にもあっていい。弊害はない。多くの野球選手にチャンスがまた生まれる。(補強を行う)我々も目線が広がる」と唱えた。

 マイナー契約を結んで春季キャンプに集めるメジャーの招待選手制度。1チーム20人程度でオープン戦を戦いながら戦力となるか見極めていく。メジャー契約のように1年間の年俸を保証しなくて済み、予算面でのリスクもなく選手を掘り出せる可能性がある。選手はメジャーへの門戸が広がり、双方にとってメリットは大きい。

 日本では、戦力外通告を受けた選手が新たな入団先を探す手段は、秋に開催される合同トライアウトが主となる。原監督は「トライアウト後に何日間の中で契約をしなさい、という部分は果たしていかがなものか。来年“キャンプの招待選手でちょっと来てくれないか”というルールがあれば、もっと門戸を広げられる」と言う。

 テスト生として秋季キャンプなどに参加するケースはあるが、春季キャンプでは異例で明確な制度はない。指揮官は「日本の場合“テストをする”という感じだけど、招待選手は長い目で見ることができる。アメリカのやり方はやっぱり豊か」と短期の「テスト」ではなく、長期スパンで戦力となり得るか判断する重要性を説いた。

 球団側は間近で見たい選手を集め、開幕直前の補強につなげることができる。メジャーでは球団を渡り歩きながら招待選手から生き残るベテランも多い。原監督は「野球界の発展のため」と訴えた。(神田 佑)

 ▽招待選手 メジャー登録の前提となる40人枠の選手の他に、マイナー契約選手がメジャーキャンプに招待される制度。大リーグ公式サイトによれば、今キャンプで最多はレンジャーズとパドレスの34人(日本時間24日現在)で、日本選手では山口(ジャイアンツ)、加藤(パドレス)が現在、招待参加している。最少はオリオールズとフィリーズの11人。メジャー契約を目指してオープン戦でのアピールが求められ、試合を重ねるにつれて人数が減っていく。外れた際にはマイナーキャンプに合流するか、自由契約となり移籍や現役引退などの道を選ぶ。

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