【巨人・秋広インタビュー(2)】目標も大きく「トップクラスの成績残せるような選手に」

[ 2021年2月25日 05:46 ]

小野寺記者(左)と身長を比べる秋広(撮影・光山 貴大)
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 日本選手歴代最長身の2メートルを誇る巨人のドラフト5位・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が本紙のインタビューに応じた。キャンプ途中から1軍に昇格し、実戦7試合で打率・348と活躍。巨人の高卒新人では1959年の王貞治以来62年ぶりの開幕スタメンを目指す規格外のスラッガー。身長の悩みなどを語る18歳の素顔に迫った。(聞き手・小野寺 大)

 ――巨人OBの投手で同じ2メートルだったジャイアント馬場さんは知っているか。
 「プロレスラーですよね。野球の映像とかはあんまり見たことはないですけど」

 ――打撃フォームが同じ左打ちのエンゼルス・大谷選手に似ている。憧れは。
 「この身長もあって、左打ちでという部分では凄いな、こういうバッターになりたいなとは思いますけど。フォームをまねるというのは特に意識はしていないかな」

 ――高校時代はエースで4番。二刀流への思いはあるか。
 「やっぱり、まずは野手で結果を残せるように。(野手)一本でやりたい」

 ――どういう選手になりたいか。
 「特にこういう選手というのはないですけど、毎試合出場してトップクラスの成績を残せるような選手になりたい」

 ――高卒新人で開幕スタメンなら、巨人では1959年の王貞治以来62年ぶり。目指していきたいか。
 「そうですね。目指したい部分ではあるんですけど、まだ自分の力だったり、結果だったりでは当然スタメンなんて届かないですし、もっと打たないといけない」

 ――原監督から指導を受けている。印象に残っていることは。
 「普通の選手じゃないというか、“もっと上を見ろ”というふうには言われて。もっと上を目指すじゃないですけど、高めてやっていこうかなと思いました」

 ――今の目標は。
 「全然1軍で活躍できるような力だったり、成績が残せてないんですけど、いずれは1軍で活躍し続けられるような選手になれるように、練習だったり、一日一日を大切に成長していけるように頑張っていきたい」

 ≪手のサイズは驚異の22センチ≫インタビュー後に無理を承知で手形をお願いすると「手形は初めてですね」と笑顔で快諾してくれた。直径25センチの野球ボールをかたどった色紙に、収まるのがやっと。日本人の成人男性の手長サイズの平均は18センチだが、手形の下から中指の指先まで測ると、何と22センチもあった。手形用のインクを付ける際には大きすぎて一回では全体に付かず、何度も付けていた。

 【取材後記】隣に並んで手を伸ばしても、秋広の頭まで届かない。記者は1メートル62で身長差は38センチ。二塁手としてプレーした東都大学リーグの拓大で大きい選手に囲まれていたが、秋広は桁違いだ。大きくなったのには理由があるはずと聞いた。

 「小さい頃は食べるのがそんなに好きじゃなかったんで…。食事とかもお菓子ばっかり食べて、牛乳もそんな好きじゃないんで、自分でも何でこうなったか分からないです(笑い)」。ならば両親はと聞くと「お父さんは1メートル72で、お母さんは1メートル65ですかね」。えっ、記者の父と同じ1メートル72。記者の名前は「大」なのに、なぜこんなに違うんだと心の中で絶叫してしまった。

 ただ、悩みもあることを知った。3XLの服や32センチの靴はサイズを探すのに一苦労。それでもプロで活躍して「秋広モデル」を誕生させるはずだ。靴のデザインで悩んでいる姿を早く見たい。(巨人担当・小野寺 大)

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