やっぱり能見だ! オリックス初陣は2回無失点 中嶋監督は絶賛「さすが。“ただ、抑えた”ではない」

[ 2021年2月25日 05:30 ]

練習試合   オリックス5-4西武 ( 2021年2月24日    宮崎・清武 )

<球春宮崎 オ・西>7回、好プレーの紅林弘太郎を迎える能見篤史(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの能見が上々の対外試合デビューを飾った。24日の西武との練習試合で2回を1安打無失点。最速144キロを計測するなど好発進した。

 「できることは一応できたかな。走者も出て、クイックもできたし良かった。キャンプの疲れもある中で、球の高低を意識しながら。球の強さはもう少し上がるかなと思う」

 通算443試合登板を誇るベテランは、どこまでも冷静だ。6回は内野安打で無死一塁。けん制で誘い出しながら内野陣が挟殺に失敗し、二塁に走者を背負った。流れを失いかねない状況で顔色一つ変えない。続く山田を遊ゴロ、四球を挟んで1死一、三塁から金子を狙い通りの遊ゴロ併殺に退けた。

 フォークやスライダー、カーブなど全球種を試投。「単調にならないように心掛けているので」。投球動作の“間”やテンポなども変化させ、7回は3者凡退に抑えた。

 中嶋監督は絶賛だった。「間、コース、高さといろいろ変えたり、さすがだな、と。(若手投手は)見てるのかなあ? “ただ、抑えた”ではなくてね。いい手本。この時期に実践してくれて、見ていてくれてほしい」。兼任する投手コーチとしても無言の指導になった。

 2回完全だった19日の紅白戦に続く回またぎ。開幕まで残り約1カ月でも、依然として先発、救援の両にらみでの準備が進んでいるとみられる。それだけ戦力としての期待値が高い。「競争というところで。切磋琢磨(せっさたくま)して頑張っていきたい」。17年目の春。41歳の歩みは力強い。 (湯澤 涼)

 ▼オリックス・山崎福(3回1失点、6奪三振)緊張もありましたが、全体的にはバランス良く投げられたし、三振も多く取れていたので良かった。先発ローテーションを勝ち取れるように頑張りたい。

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