ヤクルト3・28神宮でノムさん追悼試合 阪神戦で両軍が背番「73」着用、グッズも発売

[ 2021年2月25日 05:30 ]

スワローズドリームゲームで打席に立つ野村さん(左から2人目)
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 ヤクルトが、昨年2月11日に死去した野村克也元監督(享年84)の追悼試合を開幕3戦目となる3月28日の阪神戦(神宮)で開催することが24日、分かった。近日中に発表される見込みだ。

 当初は昨年の開幕3戦目だった3月22日の同じ阪神戦(神宮)で行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期され、追悼試合も延期となっていた。9月には衣笠剛球団社長が「来年の阪神戦で実行したい」と話していた。今季も野村元監督が指揮を執ったヤクルト―阪神が開幕カードとなったため、実現した。

 当日は、両チームの監督時代につけた背番号「73」のユニホームを、両軍の選手や首脳陣らが着用してプレーし、歴代5位となる通算1565勝を挙げた名将を追悼する。さらに、ユニホームや帽子など「ノムさんグッズ」も発売される。

 現役時代に守護神に抜てきされた就任2年目の高津監督は、今キャンプ中に一周忌を迎えた際に「全身、野村監督の野球でできている」と改めて感謝。2年連続最下位に沈む現状に「僕らが頑張る姿をしっかり見せていきたい。何やっているんだって言っているでしょうから。何とか見返したい」と巻き返しを誓っていた。3・28。天国の恩師にチーム一丸で白星をささげる。

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