ソフトバンク・千賀 今季2度目先発は6回2失点「最低限出来た」、6回には圧巻3者連続三振

[ 2020年7月14日 20:47 ]

パ・リーグ   ソフトバンク―オリックス ( 2020年7月14日    京セラD )

<オ・ソ>先発で力投するソフトバンク・千賀(撮影・後藤 正志)
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 今季2度目の先発だったソフトバンク・千賀が6回4安打2失点で勝利投手の権利を持って降板した。

 「最低限のピッチングは出来たと思う。野手の方の援護のおかげで6回まで投げることが出来た」

 立ち上がりに先頭の大城へ四球を与えると、2死からジョーンズ、T―岡田に連打を浴びて2点を失った。

 それでも打線の援護を受け、安定感を取り戻すと3回の吉田正の打席ではこの日最速の157キロも記録。圧巻は6回の3者連続三振だ。ジョーンズを135キロのフォークで空振り三振、T―岡田を140キロのカットボールで空振り三振、ジョーンズは内角への143キロのカットボールで見逃し三振に仕留めた。

 今季初先発だった7日の楽天戦は6回2失点で勝利投手になった。この日も工藤監督は試合前に「100~110球が目安」と話していた球数が116球となったためマウンドを降りたが「次回はもう少しいい投球ができるように頑張りたい」。右前腕部の張りなどで出遅れた奪三振王が本領を発揮し始めた。

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2020年7月14日のニュース