パ・リーグ6連戦の鍵握る“勝負の金曜”に注目 週末の戦いにも影響

[ 2020年7月14日 05:30 ]

Weekly Data展望

パの今季同一カード6連戦勝ち越しチーム
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 パ・リーグ各球団は開幕2カード目から始まった同一カード6連戦を3週間消化し、4球団との対戦を終えた。振り返って最もインパクトがあったのは、初の6連戦となった6月23~28日にロッテが達成した対オリックス6連勝。翌週の6月30日~7月5日には、逆にロッテが楽天に1勝5敗と負け越したのも驚いたが、一方が5勝以上の大勝はその2度だけ。その他は4勝もしくは3勝で勝ち越しており、3勝3敗などタイで終わった対戦はまだない。

 経験のない6連戦だが、各週の勝ち越しチームを見ると、ある法則が見つかった。それは、金曜日の勝利チームが全て勝ち越していることだ。元々、金曜日は主に今季の開幕投手が先発する勝負の日。その勝敗は、週末の戦いにも影響を与えるようで、金曜に勝ったチームは日曜までのカード後半3戦を3連勝か2勝1敗で乗り切り、その週の勝ち越しを決めている。6月23~28日の西武、先週のソフトバンクなどは火~木曜で1勝2敗も、金曜からの3連勝で4勝2敗と逆転した。今週もカード勝ち越しの鍵を握る金曜の勝敗に注目だ。(記録課・志賀 喜幸)

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2020年7月14日のニュース