オリックス ジョーンズ日米通算2000安打へ「アダメーター」を表示

[ 2020年7月14日 05:30 ]

日米通算2000安打に向けて実施するカウントアップ「アダメーター」(球団提供)
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 オリックスが、日米通算2000安打に残り41本と迫るアダム・ジョーンズ外野手(34)を後押しようと、14日に京セラドームで行われるソフトバンク戦から「アダメーター」を表示することが13日、分かった。

 本拠地・京セラドームなどの主催試合で場内ビジョンで表示するもので、「アダムとメーターの“M”を、しっかり、かけました」と球団関係者。ジョーンズが安打などを放った際に、その時点の安打数から節目の大台に向けてカウントアップしていく内容で球団公式SNSでも連動して同画像をアップする。

 記録達成なら記念プレートや花束贈呈の他に、セレモニーなども検討中。球団関係者は「当然メジャーでの成績を含めジョーンズ選手に対するリスペクトから(企画した)」と説明。「球界のスーパースターであることは間違いない。夏場に向けて一層、調子を上げていってもらえたらと思っている。アダメーターがその後押しになれば」と期待した。

 くしくも、「AJ」が「AJ」超えに挑む。来日後に日米通算2000安打に到達した選手は過去6人で、最速は13年に楽天入りしたアンドリュー・ジョーンズが同年に出場87試合目に達成。メジャー通算1939安打、282発、945打点を引っ提げて来日したジョーンズは今季出場21試合で20安打、3本塁打、8打点。着実に上積みを続けており、このペースなら65試合目で到達見込みだ。

 チームは有観客試合となった10日から3連勝を飾り、最下位脱出に成功。7月は7勝2敗2分けと上昇曲線を描く。日米通算300本塁打まで15本、同1000打点まで47打点とめじろ押し。吉田正にT―岡田、新加入のロドリゲスと強打者を束ねる4番が次々と記録を打ち立て、チームを上位に押し上げる。

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