ミスター超えた!原監督が1035勝目 巨人歴代単独2位で「V9」川上監督にあと31勝 首位も奪回!

[ 2020年7月14日 21:47 ]

セ・リーグ   巨人7―2広島 ( 2020年7月14日    マツダ )

<広・巨>勝利し菅野(左)とタッチを交わす原監督(撮影・奥 調)
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 巨人が2017~2018年にかけて13連敗を喫したこともある鬼門・マツダでの広島戦に7―2と快勝して今季初の連敗を4でストップ。12日に陥落した首位に返り咲き、原辰徳監督(61)は長嶋茂雄終身名誉監督(84)を抜いて歴代単独12位、巨人では単独2位となる通算1035勝目をマークした。歴代1位は鶴岡一人監督の1773勝で、球団歴代1位は川上哲治監督の1066勝。

 巨人は3回、2四球などで築いた1死一、三塁から丸の左中間二塁打で先制し、続く主砲・岡本が左翼ポール際へ泳ぎながら6号3ランを放って4点を先取。エース菅野が5回無失点と好投すると、6回にはパーラの適時打と敵失で3点を加えてリードを7点に広げ一気に試合を決めた。菅野は2017年以来3年ぶりの開幕3連勝でプロ通算90勝目を挙げている。

 広島は6月24日の巨人戦(東京D)で9三振を奪い、7回2安打1失点(自責0)の快投で今季初勝利を挙げていた先発右腕・九里が3回に4点先制を許すなど5回6安打4失点で降板。6回には遊撃の名手・田中広の2点タイムリーエラーを含む1イニング2失策などで3点を失い、7点を追う6回に堂林の適時二塁打、8回にはメヒアの代打アーチで1点ずつ返したが、及ばず。本拠マツダでの有観客試合初戦を白星で飾ることはできなかった。

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