広島・九里 前回7回9Kだった巨人打線に5回2K4失点で降板 マツダの有観客試合初戦飾れず

[ 2020年7月14日 20:06 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年7月14日    マツダ )

<広・巨>3回1死二、三塁、岡本に3ランを浴びた九里(撮影・森沢裕)
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 広島の九里亜蓮投手(28)が本拠マツダでの有観客試合初戦となった巨人戦で今季3度目の先発登板。主砲・岡本に3ランを被弾するなど5回6安打4失点で降板し、今季2勝目はならなかった。

 初回は3者凡退スタートだった九里。2回は1死から大城、中島、パーラに3連打されて満塁のピンチを招き、吉川尚は併殺打に打ち取って失点を許さなかったものの、3回に一挙4点を失った。相手先発投手の菅野を先頭で歩かせ、犠打と暴投の後、坂本にも四球を与えて1死一、三塁。ここで3番・丸に左中間寄りへ弾き返されて先制の二塁打とされると、続く主砲・岡本には1ボール2ストライクからの4球目、低めのチェンジアップを左翼ポール際に放り込まれて3ランとされた。

 それでも4回、5回はともに3者凡退に抑えて、それ以上の失点は許さず。0―4で迎えた5回、先頭打者として打席が回ると代打・安部を送られて降板となった。

 九里の投球内容は5回で打者22人に対して95球を投げ、6安打4失点。2三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 九里は今季初登板となった6月24日の巨人戦(東京D)では7回で9三振を奪う2安打1失点(自責0)の快投で今季初勝利を挙げ、12球団唯一の開幕4連勝中だった巨人に今季初めて土を付けていた。

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2020年7月14日のニュース