ロッテ・美馬 7回2失点で2勝目、カード頭取った「いい感じで試合に入れた」首位楽天に1差接近

[ 2020年7月14日 22:53 ]

パ・リーグ   ロッテ5―2日本ハム ( 2020年7月14日    札幌D )

<日・ロ>益田からウィニングボールを受け取る美馬(撮影・高橋茂夫)
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 ロッテ・美馬が大役を果たした。開幕から日曜日を任されてきたベテランが、6連戦のカード頭となる火曜日にスライド登板。中8日の先発マウンドで、7回6安打2失点の好投を見せ、今季2勝目をマークした。

 「カード頭が大事だと思っていたので、いい流れをつくれるようにと思っていた。調子自体はよかった。ブルペンでもよくていい感じで試合に入れた」

 6回こそ、先頭の中島から西川、大田に3連打を浴びて2点を失ったが、ここから近藤、中田、ビヤヌエバのクリーンアップをきっちりと仕留めた。

 4回1死一塁では、プレートが壊れて足を滑らす場面もあった。そんな態勢の中でも美馬はストライクゾーンに投げ込んで、中田を空振り三振に斬る珍プレーを演じた。井口監督も「相手もびっくりしていた」とニンマリ。大事な6連戦の初戦を奪い、試合のなかった首位・楽天に1ゲーム差と迫った。

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2020年7月14日のニュース