中日3連敗 651日ぶり単独最下位転落、投打に精彩欠く 与田監督「辛抱してやるしかない」

[ 2020年7月14日 21:32 ]

セ・リーグ   中日3―5DeNA ( 2020年7月14日    ナゴヤD )

<中・D>DeNAに完敗し、ガックリと頭を下げる与田監督(左)(撮影・椎名 航)
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 中日は投打ともに振るわず、3連敗。18年10月2日以来、651日ぶりに単独最下位に転落した。

 先発・山本が4回途中5失点でKOされると、打線も相手先発・大貫に散発3安打。A・マルティネスが4回に来日初本塁打、9回は右前適時打と2安打2打点で1人気を吐いたが、報われなかった。

 与田監督は先発右腕について「技術的なことなのか、精神的なことなのか、ストライクが入らなくなる、あるいは追い込んでから甘いボールが行ってしまう」と指摘。「カウントに余裕があってもそういうところがなかなか改善できていない」と課題を挙げた。

 この日は平田、阿部といった昨季のレギュラーを外し、石川駿や遠藤を起用。ただ、つながりに欠け「先発の大貫に8回で89球。やっぱりそれだけしか投げさせられなかった。もっともっと球数を投げさせる、そういう流れを打線でつくれなかったところも反省しないといけない」と淡泊になったことを振り返り「本当に辛抱してやるしかない」と腕組みした。

 有観客試合となった10日からの広島3連戦は連日、4900人以上の観客がナゴヤドームへ足を運んだが、この日は定員の5000人を大きく下回る3660人。順位同様、観客動員も苦戦が続きそうだ。

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