楽天移籍 巨人・高田という男 “松坂マニア”で実直な野球青年 好きな言葉は「リベンジ」

[ 2020年7月14日 14:24 ]

楽天に移籍する高田萌生
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 巨人の4年目右腕・高田萌生投手(22)と、楽天のサイドスロー左腕・高梨雄平投手(27)のトレードが発表された。巨人から楽天にトレード移籍する高田は、「松坂マニア」を公言する最速154キロ右腕。口数は多くないが、実直な野球青年と言う印象だ。

 横浜高・松坂(現西武)が春夏全国制覇を達成した98年生まれ。小学生時に、レッドソックスでの投球に衝撃を受けたのが、投球フォームの形態模写を始めたきっかけだった。小学校ではレ軍の帽子をかぶり、中学生になると部屋にポスター。動画サイトで高校、西武時代までむさぼるように探し「球場の雰囲気を変える絶対的な存在」と虜(とりこ)になった。

 創志学園では3年時にセンバツに出場し、最速152キロを計測。その投球フォームから「松坂2世」と注目を集めた。巨人から16年ドラフト5位で指名。同年10月に同校で行った取材で、好きな言葉に「リベンジ」を挙げていたのを思い出す。松坂が西武の1年目に、ロッテ・黒木との対決で出た名言だ。

 元々は先発だが、今季は中継ぎとして春季キャンプから1軍に同行。力のある直球とスライダーのコンビネーションが持ち味で、オフに武者修行でプエルトリコで開催されたウインターリーグに参加し、力強さも備わった。コロナ禍での自粛期間中にはカットボールの精度向上に努めつつ「一番大事なのは真っすぐなので、力強い真っすぐを常に投げられるようにしたいです」とコメントしていた。

 巨人では中継ぎ腕の競争の激しいチーム事情もあり、開幕以降は2軍で過ごしていた高田。22歳と若く、将来のエース候補と期待されたほどのポテンシャルを持つ。新天地での活躍を期待したい。(神田 佑)

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