阪神・藤浪 早期1軍だ!過密日程の先発陣救う!14日、2軍オリックス戦先発

[ 2020年7月14日 05:30 ]

阪神の藤浪
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 阪神の藤浪晋太郎投手(26)が14日のウエスタン・リーグ、オリックス戦に先発する。前回登板で故障者組を“卒業”したため、1軍昇格を本格的に目指すマウンドだ。

 「上(1軍)に上がるかどうかは上の、首脳陣の方の判断なので。意識しないことはないですけど、それよりも、自分のやることをしっかりやるだけ。最終段階というのは考えず、自分のできる投球をして、結果を出せるように」

 右胸の軽度の筋挫傷で降板した6月3日から1カ月以上の期間を経て、イニング、球数とも制限のない登板にのぞむ。5回無安打無失点だった前回5日の同中日戦から、さらなる上を見据えて調整を重ねてきた。12日にはブルペン入り。およそ60球を投じ「感じは悪くない」と手応え十分で14日を迎えた。

 そのブルペン投球を見守った安藤2軍育成コーチは「見てる感じいいよ。前回の中日も良かったし、ブルペンも状態はすごくいい」と仕上がりに太鼓判を押し、「故障者リストを外れてるから、今度はある程度(のイニング数を)投げると思うよ」と続けた。

 すでに終盤に2度の13連戦が組み込まれるなど過密を極める今季。先発陣に、前例のないほどの大きな負担が予想されるだけに、早期の1軍復帰が待望される。「しっかりファンの方の前でいいピッチングを見せたいな、と思っています」と藤浪は未来を想像しつつ、まずはきょう、納得いく結果をつかみにいく。(巻木 周平)

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