野村謙二郎氏 虎打線は間違いなく上向き 日本野球に慣れればボーア上積み見込める

[ 2020年7月7日 06:45 ]

5日の広島戦の3回2死満塁で、ボーアは右越えに勝ち越しの満塁本塁打を放った(投手は遠藤)

 【野村謙二郎 視点】広島との2試合を見た限り、打線は間違いなく上向いている。その象徴が外国人3人だ。マルテ、ボーア、サンズ全員に本塁打が出て、彼らが額面どおりの力を発揮すれば、やはり破壊力はある。

 特に、ボーアは開幕から苦しんでいたが、助っ人はスロースターターが多い。5日の満塁弾は打った球種がチェンジアップだったように、まだ速球への対応など未知数な部分もある。それでも、例えば3ボールからでも変化球を投げてくる日本の野球をもっと肌で感じていけば、上積みは十分に見込める。

 チームは昨年から得点力不足が深刻で、オフは特に長打を打てる外国人の獲得が編成面での最重要課題だったと思う。その期待を背負うのがボーアなので、彼が打線の核になれれば今年のスタイル、戦う態勢が整ってくるはず。広島の鈴木誠のように「ボーアに回せば何とかしてくれる」となれば理想で、そうなれば1番、2番打者も四球でもいいから出塁すれば…と、どんどん打線はつながりを見せてくるものだ。

 大瀬良を打って2つとも勝ったことは本当に大きいし、今日からの甲子園での巨人戦に弾みをつけられたのではないだろうか。

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