楽天・則本昂 7回1失点の完ぺき投球 許した安打は内野安打1本だけ

[ 2020年6月19日 20:55 ]

パ・リーグ   楽天-オリックス ( 2020年6月19日    京セラD )

<オ・楽>先発の則本昂(撮影・坂田 高浩)
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 楽天の開幕投手を務めた則本昂大投手(29)が、オリックス戦で7回1安打1失点と、見事な投球を見せた。

 唯一のピンチは3回だった。先頭の若月に四球を与えると、続く安達の犠打を則本昂と太田が捕球を譲り合う形で内野安打。その後、1死二、三塁とピンチを広げられ、T-岡田に中犠飛を打たれて同点とされた。

 ただし、ここからが真骨頂。4回から本来の投球を取り戻し、7回まで一人の走者も出さない完ぺきな投球を披露。許した安打は、3回の内野安打1本だけという完全投球を見せると、打線が8回に8得点を上げる猛攻を見せ、8回からは2番手の牧田にマウンドを託した。

 則本昂の開幕投手は18年のロッテ戦以来、自身6度目で、球団では岩隈(巨人)に並ぶ最多タイ。昨年は右肘の手術の影響で5勝にとどまり、13年の入団以来続けてきた二桁勝利が、6年でストップしていただけに、巻き返しを誓う今季は最高のスタートとなった。

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