日本ハム・有原 3年ぶり開幕で6回4安打3失点 7Kも“鬼門”西武に不運「流れを悪くした」

[ 2020年6月19日 20:25 ]

パ・リーグ   日本ハムー西武 ( 2020年6月19日    メットライフD )

日本ハム先発・有原(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球2020年シーズンが開幕し、各球場異例の無観客で行われる中、メットライフドームで行われた日本ハム対西武の一戦で、3年ぶり2度目の開幕投手を務めた日本ハムの有原航平投手(27)が6回4安打3失点7奪三振で降板した。

 「今まで西武相手にはいい投球ができていない。今年こそ勝ちたい」と“鬼門”討ちに燃えたマウンド。メットライフドームでは過去4度登板し、1勝2敗、防御率10.80。札幌ドームで自身初の開幕投手を務めた17年3月31日の対戦でも5回2/3を6失点(自責4)と打ち込まれるなど、因縁の相手だ。

 この日はフォーク、カットボールが冴え、三者凡退に抑えた完璧な立ち上がり。三振の山を築き、序盤3回をパーフェクトに抑えた。

 だが0-0の4回、西武新助っ人スパンジェンバーグに来日初安打を許すと、続く源田も右前打。3番・森に四球を選ばれ満塁のピンチを招くと、4番・山川に内野安打を許し先制点を献上。続く外崎には死球を与え押し出し、6番・中村を空振り三振に仕留めるも、なおも1死満塁のピンチで栗山の三ゴロの間に失点。0-3と不運な失点を重ねた。

 5、6回を無失点で切り抜け、2番手・堀にバトンを託した。

 ▼日本ハム・有原 立ち上がりはうまく入れたと思います。ただ、相手投手より先に点を取られてしまい、流れを悪くしてしまったことが悔やまれます。シーズンが今日開幕したので、次回登板に向けて、もっと長いイニングを投げるという気持ちを持って準備したいです。

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2020年6月19日のニュース