広島・大瀬良 投打に大活躍!9回4安打1失点で開幕白星発進 嬉しいプロ初の本塁打も

[ 2020年6月19日 21:45 ]

セ・リーグ   広島5―1DeNA ( 2020年6月20日    横浜 )

<D・広>5回2死一、二塁、西川の勝ち越し適時二塁打で生還し迎えられる大瀬良(左)(撮影・会津 智海)
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 広島はエースの大瀬良が投打に大活躍。5-1で白星発進となった。先発した大瀬良は9回4安打1失点の好投。打者としてもプロ初の本塁打を放つなど3打数2安打3打点と爆発。12球団一番乗りの完投勝利を飾った。DeNA先発の今永は5回93球7安打2失点で、打線の援護なく黒星スタートとなってしまった。

 昨年巨人戦に続く2年連続2度目の開幕投手となった大瀬良は初回を3人で打ち取り上々の立ち上がり。2回ロペスに1号ソロを浴びるも、許した安打は6回までこの1本のみと好投。打っても5回に1死三塁でDeNA先発の今永から中前適時打。エース対決となった開幕戦が打撃でも意地を見せ、見事同点に追いついた。

 エースの一振りにチームも応えた。続くピレラがこの日2本目となる安打でチャンスを広げると2死一、二塁から西川が今永の5球目に食らいつき右二適時打。初回から走者を出しながら攻めあぐねていた今永から2点を奪って逆転に成功した。

 大瀬良は8回に1死三塁と一打同点のピンチを迎える。ここで代打オースティンの三塁への強烈な打球を“守備固め”で投入された三好が華麗なフィールディングにより本塁で刺殺。この回を無失点で切り抜けた。

 9回には大瀬良が打者で魅せた。2死一塁からDeNA5番手・国吉の2球目を強打。右方向へふらふらと上がった打球はそのままスタンドイン。大瀬良にとって嬉しいプロ初本塁打が生まれた。さらに続くピレラも猛打賞となる中本塁打でダメ押し。開幕戦エース対決は広島に軍配が上がった。

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