巨人が史上初の通算6000勝達成! 菅野、開幕4勝目で別所&斎藤雅に並ぶ 吉川尚逆転決勝2ラン

[ 2020年6月19日 20:53 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2020年6月19日    東京D )

<巨・神>6000勝を記念して人文字を作る巨人ナイン(撮影・大森 寛明)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期となっていたプロ野球は19日、セ・パ両リーグで一斉に開幕して6試合が行われ、昨季セ・リーグ覇者の巨人は東京ドームで阪神と対戦。エース菅野の7回8奪三振2失点の力投と、それに応える吉川尚の逆転2ランで3―2と勝利を収め、全国のファンが3カ月待ちこがれた開幕戦を史上初の球団通算6000勝達成で飾った。

 巨人は3年連続6度目の開幕投手を務めたエース菅野が、5回に自ら安打を放って走者に出た走塁時に相手野手と交錯するハプニングを乗り越え、7回6安打2失点と好投。菅野が1―2で降板した直後の7回、吉川尚が右越えへ逆転2ランを放つと、中川、デラロサのリレーで逃げ切った。菅野は開幕投手として通算4勝目(2敗)。別所毅彦、斎藤雅樹の持つ球団最多記録に並んだ。

 阪神は、オリックス時代の2018年以来2年ぶり2度目の開幕投手を務めた西勇が6回4安打1失点と好投。打っても3回に菅野から左翼ポール直撃の特大先制弾を放ち、1―1で迎えた5回にも再び菅野から左中間へ勝ち越しの二塁打を放つなどチームの全打点を叩き出したが、7回から登板した左腕・岩崎が吉川尚に逆転2ランを被弾した。

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