ヤクルト・高津監督、中日・与田監督が開幕宣言で決意「今こそ野球の存在価値を示す時」

[ 2020年6月19日 18:37 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2020年6月19日    神宮 )

<ヤ・中>試合前、メッセージを読み上げる高津監督(右)と与田監督(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトと中日の開幕戦が行われた神宮球場では、試合前にヤクルト・高津監督と中日・与田監督がリレー形式で開幕宣言を行った。

高津監督
 はじめに新型コロナウイルスに罹患(りかん)された皆さまに、この場をもちまして心よりお見舞い申し上げます。全国の医療従事者の皆さま、危機対応にあたる行政の皆さまに心より感謝申し上げます。
 また、開幕を信じ待ち続けて下さった全国のプロ野球ファンのみなさん。いよいよ、きょうプロ野球は開幕します。今シーズンも数カ月前まで、私たちはいつも通り、開幕に向けて調整を行って参りました。
 しかし、新型コロナウイルス感染拡大という前代未聞の事態で、開幕の日も度重なる延期。全体練習もできない日々が続き、プロ野球どころではないのではないかという不安な日々を過ごしてきました。

与田監督
 しかし、プロ野球界として何ができるか。何をすべきかを考え。開幕できる日が必ず来ることを信じ、今日やっと、この日を迎えることができました。
 まだ、球場で直接プレーをお見せすることはできませんが、選手のプレーを楽しみに待って下さっている多くのファンの声は、選手たちに確実に届いています。今こそ野球の存在価値を示す時だと思っています。みんなで一緒に、この時を乗り越えましょう。その先には明るい未来が待っているはずです。
 医療従事者の皆さまや、最前線で新型コロナウイルスへの対応をされている方々。大変な思いをされている皆さま。ともに頑張りましょう。

高津監督
 頑張りましょう。

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2020年6月19日のニュース