阪神ドラ6・小川 チームの新人で唯一の開幕1軍「ずっと目指してきた」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

投内連係の練習にのぞむ小川(左)と守屋(撮影・大森 寛明)
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 名前を残した。夢にまで見た開幕1軍。両リーグ合わせて18人の新人が入った出場選手登録に阪神では唯一、小川が記載された。

 「ずっと目指してきたところ。その舞台に立てたのがうれしい。監督からも期待されていると思うので、いい結果を出せればいい」

 ドラフト6位入団。1、2軍が明確に分かれた92年以降、阪神では01年の沖原佳典と並んで最も指名順の低い開幕1軍新人となった。6月の練習試合では4試合に登板し、自己最速を更新する153キロを記録。公式戦でその勢いをぶつける。

 藤川から「何でも教えるから」と心強いサポートを約束されただけに不安はない。「一平ちゃん」が一番星の輝きを放つ。

 ≪阪神新人では01年の沖原に並ぶ下位指名からの開幕1軍入り≫ドラフト6位新人の小川が開幕1軍入り。1、2軍選手を明確に分けるよう義務付けられた92年以降、阪神の新人では01年の沖原佳典(内・NTT東日本)に並ぶ下位指名からの開幕1軍入り。92年以前では80年にドラフト外入団の藤原仁(投・日本楽器)が開幕戦に救援登板したことがある。

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2020年6月19日のニュース