楽天・三木監督 開幕戦でうれしい初勝利 FA移籍の鈴木が決勝打

[ 2020年6月19日 21:26 ]

パ・リーグ   楽天9-1オリックス ( 2020年6月19日    京セラD )

<オ・楽>初陣で初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔の三木監督(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 今季から指揮を執る楽天の三木肇監督(43)が、開幕戦となったオリックス戦で勝ち星を挙げ、監督初勝利を手にした。

 先発した則本昂の好投もあり、1-1で迎えた8回に試合が大きく動いた。代わったばかりのオリックス2番手・神戸を攻め立て、無死満塁の好機をつくると、鈴木が通算1000安打となる右前適時打で勝ち越し。さらにブラッシュの四球を挟み、浅村も2点適時打を放つとさらに島内、ロメロと続き、2四球を挟んで6連打となる猛攻を見せた。それでも勢いは止まらず、太田の犠飛や辰己の適時打もあり、この回一挙に8得点で試合を決めた。

 8回以降は、牧田、J・T・シャギワと継投して、オリックスを1安打に抑える完勝ぶり。試合後には三木監督にウイニングボールが手渡され、うれしそうな表情を浮かべた。

 新加入で決勝打を放った鈴木は「ノリ(則本昂)が頑張って投げてくれていて、みんなつないでくれたので、緊張しすぎて覚えていないが、とにかく振っていこうと思っていた」と、8回の場面を振り返り、「チームとしても良かったし、個人的にも1本出て良かった」と、開幕戦勝利に貢献してホッとした表情を浮かべていた。

続きを表示

2020年6月19日のニュース