西武 3連覇へ白星発進!山川苦笑いボテボテV打でニール開幕勝利援護 日本ハムは拙攻2安打零敗

[ 2020年6月19日 20:49 ]

パ・リーグ   西武3ー0日本ハム ( 2020年6月19日    メットライフD )

4回無死満塁、先制の三塁適時内野安打を放った山川(左)はチームメートに出迎えられガッツポーズ(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球2020年シーズンが開幕し、各球場異例の無観客で行われる中、メットライフドームで行われた西武対日本ハムの一戦は、3―0で西武が白星発進。リーグ3連覇へ好スタートを切った。

 3回まで日本ハム先発・有原の前に4三振を喫するなど完璧に封じ込められたが、0-0の4回、「1番・左翼」でデビューした新助っ人スパンジェンバーグが来日初安打。チーム初安打で勢いづけると、2番・源田も右前打で続いた。

 3番・森が四球を選び満塁に。この絶好機で2年連続開幕満塁本塁打を狙う4番・山川が三前にボテボテの内野安打を放ち、1点を先制。山川は苦笑いを見せたが、貴重な先制点をもたらした。続く外崎の押し出し死球で2点目を追加。6番・中村が空振り三振に倒れるも、なおも1死満塁の場面で栗山の併殺崩れの間に追加点を挙げ、3-0とリードを広げた。

 投げては来日2年目で初の開幕投手を務めたニールが6回1安打無失点2奪三振と好投した。初回を全て内野ゴロに仕留めるニールらしい立ち上がりを見せると、2回に日本ハム4番・中田に二塁打を許した以降は凡打の山を築き、4四死球で106球を要しながらも11ゴロアウトと安定の投球を披露。2番手で登板した平井、ギャレット、増田が零封リレーで日本ハム打線を封じた。

 日本ハムは3年ぶり2度目の開幕投手を務めた有原が6回4安打3失点。7三振を奪うも、4回に満塁のピンチから内野安打、死球に併殺崩れで3点を失うなど“不運”な失点を重ねた。打っては高卒2年目の日本ハム野村佑希をスタメン起用し、3年目初の開幕1軍入りを決めた清宮を代打で起用するなど若い爆発力に期待したが、西武投手陣を前にわずか2安打に倒れた。

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