ソフトB・東浜 8年目で初の「開幕」に闘志「やってやろう、やらないといけない」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

キャッチボールする東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 プロ8年目で初の開幕投手を務めるソフトバンク・東浜は昨年5月21日の西武戦以来、395日ぶりの公式戦登板となる。大役を前に「やっとここまで来た。去年、ケガをして戻って来ての1試合目。やってやろう、やらないといけないという気持ちは強い」と思いの丈を述べた。

 昨季は6月に右肘手術を受けた影響で2勝に終わった。苦しいリハビリ中には「本当に戻れるのか」と自問自答した。「テレビで試合を見ると悔しい。でも自分を奮い立たせるために見た」。さらに秋には米国に渡ってフォームを見直し。「ぶれずに前だけ向いて練習した。昨年の思いもある。見ている方の力にならないと」と意気込んでいる。工藤監督は「彼自身、手術からここまで努力し自分を磨こうとする姿を見て指名した。みんなの思いを背負って欲しいし、勝ってほしい」と期待を寄せた。

 あす20日は30歳の誕生日。「こんな経験は一生ない。しっかりかみしめながら一球一球投げたい。行けるところまで行きます」。20代最後の日を開幕戦の勝利で飾る。

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2020年6月19日のニュース