ソフトB・工藤監督、栗原サヨナラ打に「このような状況でなければ抱きしめてあげたい」

[ 2020年6月19日 22:59 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1ロッテ ( 2020年6月19日    ペイペイD )

笑顔でインタビューに答える工藤監督(撮影・中村達也)
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 ソフトバンクは延長10回に栗原がサヨナラ打を放って試合を決め、4年連続の開幕白星発進となった。

 工藤監督は栗原のサヨナラ打の場面について「よくぞあそこで打ってくれたと思いました。このような状況でなければ抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいです」と嬉しそうに語った。

 プロ6年目の栗原を初の開幕スタメンに抜てきした。「練習の時はかなり緊張していたので、緊張を和らいでほしいと思って『とにかく楽しめ!お前がどんな結果になっても責任を取るのはこっちだから』という言葉をかけました。ニコッと笑ってはいたんですけど、緊張が和らいだ姿が見られなかったです。だけどあの場面で、今年結果で残してきたことがしっかり出たと思います。明日以降も自信を持って打席に立ってほしいと思います」と期待した。

 プロ8年目で初の開幕投手となった東浜についても「凄い責任を背負ってマウンドに上がったと思います。ブルペンでは凄く緊張していたという話も聞いています。それだけ今日の試合が彼にとって再出発という気持ちもあったと思いますし、重くのしかかった部分もあったと思います。その中でボールのスピードもありましたし、丁寧に一人一人を打ち取っている姿は頼もしく見えました」と称えた。

 開幕戦を終えて「新しい力がホークスの中で芽生えてファンの皆さんに見ていただけたと思うと凄く嬉しい気持ちです。素晴らしいスタートを切れましたし、ファンの皆さんに良い報告をできました。明日以降もみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。今日の試合は選手たちが素晴らしい試合をしてくれました」とファンへメッセージを送った。

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2020年6月19日のニュース