広島・ピレラ 4日から“三塁最終テスト” 本職は外野も「勝利に貢献できる場所で出場したい」

[ 2020年3月4日 05:30 ]

投内連係で三塁に入るピレラ
Photo By スポニチ

 広島のホセ・ピレラ外野手(30=フィリーズ)は、4日の阪神とのオープン戦(甲子園)から「三塁最終テスト」に臨む。1日の中日戦は来日初となる左翼で先発したものの、今回は再び三塁で先発する見込みとなった。三塁起用の継続か、今週のオープン戦4試合が重要な判断材料となりそうだ。

 適性を見極めるリミットが迫っている。ピレラは、4日の阪神戦に三塁で先発する見込みとなった。マツダスタジアムでの前日練習では、投内連係で三塁に入り、同時に行われていた外野ノックには向かわなかった。外野守備はフリー打撃中に左翼を守ったのみと、同戦の三塁出場に備えた。

 首脳陣は、メジャー時代に17年の1試合しか経験のない三塁起用を構想してきた。しかし、送球不安を払しょくできずに失策を重ね、2月29日の中日とのオープン戦では、試合途中から来日初となる左翼に就いた。そして、翌1日に左翼で初先発。それでも、結論を急ぐことはなく、高ヘッドコーチは「あと何試合か試したい。まだポジションを決めつけずに、もう少し三塁守備を見てみたい。ただ、左翼のときの方が打撃もノビノビとしているように感じるのだけどね…」と三塁起用の継続に言及した。

 佐々岡監督は、10日のヤクルト戦(神宮)から開幕を本格的に見据えた起用を示唆している。逆算すれば、今回の阪神戦、6日からの西武3連戦を加えた計4試合がいわば「三塁最終テスト」と位置づけられそうだ。

 「三塁で…と言われれば、そこでやるのは当然。外野はここ5年間ずっと守ってきたので非常にやりやすいけど、チームのために、勝利に貢献できる場所で出場したい。毎日試合に出たいし、言われたところで全力を尽くすだけだよ」

 ピレラ自身に、守備位置のこだわりはない。オープン戦15打数4安打、打率・267と打撃は上々。「試合でできるだけ多くの日本の投手と対戦してタイミング、攻め方に対応していきたい。まだ時間もあるし、経験もあるので心配はしていない」。三塁が空白となれば、小園の三塁起用など選択肢は広がる一方で、長野、野間が控える左翼争いがより混戦となることを意味する。チームの起用法に影響を与えるピレラの守備位置。時間が許す限り最善策を探る。(河合 洋介)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年3月4日のニュース