西武・おかわり「人生初」の1番で衝撃プレーボール弾!ふくらはぎ痛からド派手復帰

[ 2020年3月4日 05:30 ]

オープン戦   西武6―0中日 ( 2020年3月3日    ナゴヤ )

<中・西>初回表無死、中村は先頭打者ホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 人生初のプレーボール弾だ!1月の自主トレ中に右ふくらはぎ痛を発症し2軍調整を行ってきた西武・中村剛也内野手(36)が3日、1軍合流直後の中日とのオープン戦に「1番・DH」で出場。試合開始直後の初球を左越えに運んだ。新型コロナウイルス感染拡大の防止策で臨時休校となり、野球部の活動も制限されている全国の子供たちに明るい話題を届けた。

 「プレーボール!」。柳田昌夫球審の声が無観客のナゴヤ球場に響く。その直後だ。「人生初」の1番に座った中村が吉見の初球、137キロ直球を強振。左翼フェンスを軽々と越えた打球は防球ネットに突き刺さった。復帰戦の1打席目、しかも1スイング目での衝撃弾。ナインからは感嘆の声も漏れた。

 「そりゃ、初めてですよ」と苦笑いのプレーボール弾。本塁打王6度、通算415本塁打の36歳も経験のない一発を「ちょっと詰まった感じはあった。直球かシュートかなと思った。でもシンプルに打てる球だと思った」と振り返った。

 1月の自主トレ期間に右ふくらはぎを痛め、キャンプは2軍調整。前日2日にキャンプ地の高知から空路で名古屋入りしたばかりだった。1番起用は開幕まで残された時間が多くない状況で、打席数を確保するため。2回は空振り三振に倒れ、4回は代打を送られた。試合開始直後の打席も初体験。「バタバタしていた」と笑った。

 「復活」をアピールする以上に意味を持つ一発だ。2日から全国の多くの小中高校で臨時休校が開始された。子供たちが満足に遊んだり部活動ができない状況はしばらく続く。3人の息子を持つ身でもあり、心配は尽きないが全国の子供たちに一発を贈るとともに、「子供ってみんな元気でしょ?自分たちでいろいろ考えて、しっかり勉強もして。(時間を)有効利用してもらいたい」と中村流のエールを送った。

 昨季は山川が不調に陥った8月中旬以降は4番に座り、リーグV2に貢献。123打点で打点王にも輝いた。「今日は2打席しか立っていないから。でも右ふくらはぎは全然、大丈夫。明日以降、徐々に守備も就いていくかも」。出遅れていた長距離砲が、山川との「開幕4番争い」のゴングを自ら鳴らした。 (大木 穂高)

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