ヤクルト・長谷川 古巣相手に成長見せた!自己最速153キロ4度記録

[ 2020年3月4日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト2―0ソフトバンク ( 2020年3月3日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>帽子を飛ばしながら力投する長谷川(撮影・岡田 丈靖)
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 白球に気迫を込めた。ヤクルト・長谷川が昨季まで3年間、在籍した古巣のソフトバンク戦で8回に3番手で登板。明石に初球でいきなり自己最速を3キロも更新する153キロの直球を投げ込み、最後は左飛に抑えた。

 「終盤で点差も詰められていたので、自分の投球ができればと思ったけど、ちょっと力みました」

 「恩返し」の好投は続く。栗原を152キロの直球で二ゴロ。釜元には四球も、最後も高田を直球で二ゴロに仕留めた。「スピードを出そうとは思っていない」と話したが、15球中13球が直球で自己最速を4度も記録した。

 つぶらな瞳が印象的なイケメン左腕。昨オフから親しいトレーナーの勧めで、下半身の使い方を矯正するため腰と両足首をチューブでつなぐ器具を導入した。本来は2万円程度だが「安いものがあったらなと思って」とアマゾンで約2000円で類似品を購入。3年間、育成契約だった苦労人はイニングだけでなく、財布のヒモもしっかり締める21歳だ。

 ソフトバンクで育成選手として3年目を終えた昨年オフに自由契約となり、育成での再契約を打診されたが返事を保留。ヤクルトから支配下選手のオファーが舞い込んだ。これで今季は実戦4試合で計5回を投げて1失点(自責0)。目標の開幕1軍も見えてきた。
 長谷川は言葉に力を込める。「もうホークスの選手じゃない。ヤクルトの長谷川としてしっかり投げたい」。育ててくれた古巣への思いは封印し、故郷の東京で一旗揚げる。(黒野 有仁)

 ▼ヤクルト・斎藤投手コーチ(長谷川の投球について)四球はあったが(古巣相手の)特別なマウンドだったので“今日は良い”と(本人に)言いました。

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