左膝手術のエンゼルス・トラウト 今季DHでプレーし手術延期オプションもあったが「その選択をすれば…」

[ 2024年5月10日 08:58 ]

エンゼルス・トラウト(AP)
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 左膝半月板損傷で手術を受けたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が、手術をめぐり難しい選択を迫られていたことを明かした。9日(日本時間10日)、米記者が報じた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当サム・ブラム記者が自身のX(旧ツイッター)でトラウトがこの日、取材に応じ「復帰時期は明らかにしなかった」とした。

 その上で、トラウトが「1年間DHでプレーし、手術を延期するという選択肢を与えられた」と語ったことも紹介。ただ、その選択をすればチームマネジメントに多大な負担がかかることから「今、手術を受けることを選んだ」と難しい選択ながらもシーズン中に膝にメスを入れることを決断したという。

 トラウトは近年、故障が続いており、20年から昨年までの4年間で100試合出場は22年のみ。今季は離脱が決まった4月30日(同5月1日)の時点でリーグトップタイの10本塁打をマークするなど、順調だっただけに、手術に「つらい。悔しいが乗り越える」と涙をこらえながら話した。

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