エンゼルス・大谷、右肘に異常なし 来週から実戦形式のライブBPに移行

[ 2019年4月16日 10:56 ]

エンゼルスの大谷
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 エンゼルス・大谷翔平投手(24)は15日(日本時間16日)、ロサンゼルス市内の病院で定期的な健診を受け、昨年10月に手術した右肘に異常はなかった。ブラッド・オースマス監督(50)が明かした。検査結果を受けて同監督は、来週から投手の球を実戦形式で打つライブBPに移行することを明かした。

 「大谷は医者に診てもらった。回復は全て順調だ。医者は状態に満足していたし、彼は今後もステップを踏んでいく。来週中にライブBPで、投手と対戦する練習に移れる」

 敵地アーリントンでのレンジャーズ戦を前に取材陣に応じたオースマス監督は、柔和な表情でうなずいた。

 大谷は現在、遠征中のチームには同行せず、本拠のアナハイムに残って調整中。12日からは、コーチの投げるゆっくりとした球ではなく、試合に近い速度のマシン打撃にステップアップしていた。今週中はコーチ相手の屋外フリー打撃やマシン打撃など従来からのメニューを続ける。そこで問題がなければ、早ければ22日(同23日)にもライブBPを行う。同監督は「いつ行うかは今後の調整の状態を見定めていく」とした。(アーリントン・後藤 茂樹)

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2019年4月16日のニュース