雄星、メジャー初黒星 6回3失点粘投も遠い白星 チームは4連敗

[ 2019年4月16日 14:44 ]

ア・リーグ   マリナーズ4―6インディアンス ( 2019年4月15日    シアトル )

インディアンス戦に先発したマリナーズの菊池(AP)
Photo By AP

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が15日(日本時間16日)、本拠地シアトルでのインディアンス戦に5度目の先発。6回5安打3失点でメジャー初黒星を喫した。チームは4-6で敗れ4連敗。

 前回10日のロイヤルズ戦(カンザスシティー)に続き、中4日での登板。初回は、Hラミレス、キプニスに連続適時打を浴び、この回2点の先制を許す苦しい立ち上がり。3回には、先頭のJ・ラミレスにソロ本塁打を被弾して3点目を献上した。

 4回以降は無失点とするなど、6回を3失点のクオリティースタート(QS=先発して6回以上を投げ、3自責点以下)は達成。味方打線は4点を追う8回、エンカルナシオンの2ラン、ナルバエスがソロ本塁打で続き、一時は1点差まで詰め寄ったが、そこまで。菊池の黒星を消せなかった。

 この日の登板までは、4試合に先発し、過去3試合は、いずれも勝利投手の権利を持って降板したものの、救援陣がリードを守れず白星が消滅。チーム先発陣では唯一勝ち星がなく「焦りもある」と話しつつ「自分の役割をやていればおのずと数字はついてくる。声援を力に変えて投げたい」と、意気込んでいた。

 この日は、黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンがデビューした日を記念し、全球団の選手が背番号42をつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月16日のニュース