巨人、投打かみ合い鹿児島で快勝 “地方の鬼”山口が力投3勝目 新打線も機能

[ 2019年4月16日 20:49 ]

セ・リーグ   巨人8―2広島 ( 2019年4月16日    鹿児島 )

巨人先発の山口(撮影・中村 達也)
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 巨人は広島先発ジョンソンの立ち上がりを攻め、2回までに4得点。終盤に追加点を挙げて広島を突き放し、地方球場と好相性を誇る先発の山口が7回3安打2失点で3勝目を挙げた。

 初回に今季初めて1番に座った坂本勇が安打で出塁し、2死一、二塁からゲレーロの適時打で先制。2回にも得点圏に走者を進め、2番・丸の内野ゴロの間と、3番・ビヤヌエバの2点適時二塁打で3得点。新打線が機能し、序盤でジョンソンから4得点を奪った。

 2点差の6回には、この日1軍登録され即スタメン出場の山本が右前打で出塁すると、菊池保の暴投の間に一気に三塁へ進塁し、小林の振り逃げの間に生還。4年目の若武者が好走塁で流れを引き寄せ、7回に岡本、陽がソロを放って試合を決定づけた。

 先発の山口は6四球と制球に苦しみながらも、要所を締めて7回2失点の力投。昨年は地方球場で4試合に先発し3勝1敗、防御率1・29。昨年5月23日の広島戦(宇都宮)では移籍後初の完封勝利を挙げた“地方の鬼”が、自身初の開幕3戦3勝を飾った。

 広島は先発のジョンソンが立ち上がりに崩れて3回4失点。中継ぎ陣も失点を重ね、打線も鈴木のソロと西川の犠飛による2点止まりだった。

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