雄星、“メジャー仕様”スピード調整 例年より1カ月早くキャッチボール

[ 2019年1月7日 05:30 ]

帰国し「シアトル・マリナーズ18」入のサインを見せる菊池(撮影・三島 英忠)
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 シアトルでマリナーズ入団会見を終えた菊池雄星投手(27)が6日に帰国した。成田空港に降り立ち「26年間、岩手で過ごしていたので、年越し、クリスマスと凄く貴重な経験をしたなと思う」と、移籍先も決まった20日あまりの米国滞在を感慨深げに振り返った。

 一方ではメジャー移籍元年仕様の調整に早くも着手していることを明かした。「12月からキャッチボールを再開した。1カ月前倒して徐々に上げていく形」。昨年は1月下旬に本格的にキャッチボールを開始する調整だったが、キャンプで急激にペースを上げた影響で5月に左肩の機能低下で離脱した。「一年間、ローテーションを勝ち取って守り切ること」とした今季の目標を達成するために、ペースを上げてトレーニングに取り組む。

 日本に戻り「これがゴールではなくスタート。しっかり責任を持ってマリナーズの力になれるようにしたい」と決意を新たにした。今後は沖縄で自主トレを行い、万全の状態でのキャンプインを目指す。 (春川 英樹)

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2019年1月7日のニュース