広島ドラ1小園 鉄人になる!衣笠氏、金本氏に続く 鉄腕アトム人形持参で入寮

[ 2019年1月7日 05:30 ]

入寮しカープの帽子をかぶせた鉄腕アトム人形を手にするドラフト1位の小園 (撮影・奥 調)
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 広島の育成を含む新人8選手は6日、広島県廿日市市にある「大野寮」に入寮。ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)は人気漫画「鉄腕アトム」の人形を持ち込んだ。作者である漫画家・手塚治虫氏が5歳から24歳まで過ごした兵庫県宝塚市出身という縁で、昨年に表敬訪問した際、中川智子市長から贈呈されたもの。プロの世界では「鉄人コゾノ」として、長い野球人生を送る決意を示した。

 プロ野球選手としての生活が本格的に始まる入寮日。小園は、右手に鉄腕アトムの人形を握ったまま大野寮に入っていった。出身地の兵庫県宝塚市は、漫画家・手塚治虫氏も20年間、過ごした場所。同氏の代表作にあやかり、鉄腕ならぬ鉄人を目標にプロ世界に飛び込む。

 「(人形を)どう有効活用できるかは分かりませんけど。鉄腕なので……。投手ではないけど長く続けられる選手になりたいと思います」

 漫画「鉄腕アトム」を読んだことはなく、小学生のころに訪れたという、宝塚市にある「手塚治虫記念館」も「あまり覚えていない」。それでも、高校時代も同市にある実家から通っただけあり、地元への思い入れは強い。人形は宝塚市長から贈呈されたもので「ずっと住んできたので、宝塚市の思いも背負ってやりたいです」と活躍が恩返しにつながることは分かっている。

 赤ヘルは、球界を代表する「鉄人」を生み出してきた歴史がある。衣笠祥雄氏、金本知憲氏……。同じ遊撃手としてライバルとなる田中広も、今季フルイニング出場を継続すれば711試合となり、阪神・鳥谷が持つ遊撃手のプロ野球記録(667試合)を更新する。

 下地になるのが赤ヘル伝統の猛練習だ。7日から新人合同自主トレが始まる。緒方監督は、状態次第で春季キャンプの1軍スタートにも言及しており「その話を聞いて意識が変わりました。コンディションは作り上げてきた。けがに注意しながらやりたい」と準備は整っている。

 「ずっと実家だったので寂しいですね。全部自分でやらないといけない。そういうところも成長できるように。親に感謝したいです」。初めての寮生活において、ときおり見せる18歳らしい一面。ヒーロー「鉄人コゾノ」への成長物語が、いよいよスタートする。(河合 洋介)

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