巨人・阿部、“捕手連合”始動「オフの醍醐味」超異色コラボ!

[ 2019年1月7日 05:30 ]

一緒に自主トレを行った韓国・斗山の朴世赫(左)と女子野球の金満梨々那(右)の両捕手とともにポーズをとる阿部(撮影・木村 揚輔)
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 今季4年ぶりに捕手復帰する巨人・阿部慎之助捕手(39)が6日、グアムで始動した。韓国・斗山の朴世赫(パク・セヒョク)捕手(28)と17年に女子野球のアジアカップで優勝した日本代表の金満梨々那捕手(19=平成国際大1年)も参加。異例の「日×韓×女子混合トレ」で刺激を受け、炭谷、小林らとの正捕手争いに割って入る。

 東京から約2500キロ。強い日差しが降り注ぐ中、阿部は大粒の汗を流した。04年から始めた恒例のグアム自主トレだが、今年は斗山で正捕手の座を狙う朴世赫、17年女子野球U18アジアカップ優勝メンバーの金満が弟子入り。国境、性別、世代を超えた捕手トリオで約3時間のメニューをこなした。

 3月で40歳を迎えるベテランは「なかなかこういう機会はない。シーズンオフにしかない醍醐味(だいごみ)」と異色のコラボを楽しんだ。ティー打撃では同じ左打ちの朴世赫を熱血指導。「いろんなバリエーションで打ってみると良い。一つの型にはまるのではなくて」とツイスト打法を伝授した。昨年、斗山で打撃コーチを務めた後藤打撃コーチの紹介で、合同トレが実現。昨季は2番手捕手だった朴世赫は「阿部さんから学べば、今年レギュラーを獲れる」と鼻息を荒くした。

 弟子2人を前に、捕手論も展開した。金満には「(大事なのは)目配り、気配り、思いやり。投手は信頼してもいいけど信用してはいけない」と説いた。小学時代に、宮本投手総合コーチが総監督を務める葉山巨人軍に所属。女子野球の将来を背負う逸材は「格好良いです。凄く勉強になった。女子野球の“阿部さん”みたいになりたい」と目を輝かせた。朴世赫には「投手を知ることよりも大事なのは“俺はこういう人間なんだ”と投手に教えること」と説いた。

 二塁送球の練習は3人で投げ合った。「世代が違い過ぎ」と笑いながらも「2人とも良い球を投げるし凄い。自分も頑張ろうと思った」と充実感を漂わせた。プロ19年目へ南国で鍛え続ける。(グアム・岡村 幸治)

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