オリドラ2頓宮 ド迫力!パンチパーマ入寮へ 佐藤先輩に負けじ「人工芝みたい」

[ 2019年1月7日 05:30 ]

パンチ佐藤をまねパンチにチャレンジする頓宮(撮影・後藤 正志)
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 オリックスに“パンチ”が帰ってきた! 7日の入寮を前にオリックスのドラフト2位・頓宮裕真内野手(22=亜大)が6日、大阪市内の美容院「サニーズ バーバー(Sunny’s barber)」で公言通りにパンチパーマをあてた。スポニチ本紙は自身初体験というハラハラドキドキの現場に独占密着した。

 予約時間の午後5時を前に、頓宮はさっそうと美容院に登場した。亜大の生田勉監督から大学の先輩でオリックスでも活躍したパンチ佐藤にならい「目立つように」との指令を受け、入寮前にパンチパーマをあてることを宣言。「第一印象が大事なのでアピールします。パンチ佐藤さんに負けないように、キャラがつけば」と理髪台に上がった。

 だが、生唾を飲み込むこと十数回。パーマ液を頭にかけられると「怖いです…」と本音が漏れた。それでも、髪の毛は瞬く間にクルクルになっていき「うわ、ヤバい! 人工芝みたい」と想像以上に進む髪型に絶句。担当したオーナーの高部敏彦さんは「常連さんでも月に3人ぐらい。20歳代の子でパンチはここ最近ないですね」と、ルーキーの強い決意に熟練の技を施した。

 ただ、約1時間40分後にできあがったパンチパーマは多少まろやかに。頓宮は日焼けサロンで焼いた褐色の顔ともよく合い「結構、似合っている。お気に入りになりました。オリックスをもっと明るくしたいし、優勝に貢献したい」と笑った。関西テレビ「コヤぶるッ!SPORTS」のカメラに向かっては「話題性だけでなくプレーでも人気が出るように頑張ります」とVサインで所信表明した。

 東都リーグ歴代8位タイの14本塁打を放ち侍ジャパン大学代表で4番を打った大砲。プロでも「1年目から2桁本塁打が目標」とし4番に座る夢を持つ。「帽子のサイズは一つ上げないといけないですかね」。最後は少しだけ帽子を目深にかぶり、目立たないようにして帰途に就いた。(鶴崎 唯史)

 ◆頓宮 裕真(とんぐう・ゆうま)1996年(平8)11月17日生まれ、岡山県備前市出身の22歳。伊部小1年から野球を始め、備前中では瀬戸内マリナーボーイズに所属。岡山理大付時代に高校通算24本塁打。亜大では1年春から正捕手を務め、東都リーグ通算83試合で打率・242、14本塁打、59打点。3、4年春にベストナインを受賞。1メートル81、98キロ。右投げ右打ち。

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