西武・辻監督 開幕投手に言及「内海だってありえるよ」

[ 2019年1月7日 20:52 ]

後援会主催の新春パーティーに参加した西武・辻監督と、駆けつけた侍ジャパン・稲葉監督                               
Photo By スポニチ

 西武の辻発彦監督(60)が7日、佐賀市内のホテルで行われた後援会主催の新春パーティーに出席した。地元後援者の前での質疑応答では、司会者の質問に答える形で開幕投手に言及した。

 「内海だってありえるよ。技術と経験がある。多和田も、今井も、榎田もいるし。高橋光成だって。あとはルーキーですね、松本」

 FA移籍した炭谷の人的補償で加入した内海、そしてドラフト1位の即戦力右腕への高い期待がにじんだ。菊池雄星がマリナーズへ移籍し、混沌としてきた開幕投手争い。順当なら昨季リーグ最多の16勝を挙げた多和田真三郎が本命だが、競争をうながす考えだ。

 内海には巨人時代に3度開幕投手を務めた実績がある。松本は日体大で首都大学リーグ通算30勝をマークし、開幕ローテーション入りを期待されている。背番号は菊池が新人時代から4年間背負った17番が与えられた。

 「先発投手に限ってはみんながチャンス。違った良さが出てくればいいと思う」と辻監督。リーグ連覇には菊池の穴を埋める存在が不可欠で、大ベテランと新人にその可能性を感じている。

 「厳しい戦いになるでしょうが、最後まで諦めず、優勝目指して頑張ります」

 地元で連覇を誓い、力強い拍手の後押しに包まれた。その第一歩目となる開幕投手の座はサバイバルへ。「新しい力。新生ライオンズがテーマです。年号も変わる、選手も変わる。室内練習場や合宿所もできる」。新たな力を求め、連覇への舵を取る。

続きを表示

2019年1月7日のニュース