ヤクルトドラ6鈴木 秘密兵器は300万円治療器具「親には感謝」

[ 2019年1月7日 05:30 ]

肘と肩のケアの医療機器を持ち込んだドラフト6位の鈴木(撮影・森沢裕)
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 秘密兵器は300万円也。ヤクルトのドラフト6位・鈴木(日本文理)が埼玉県戸田市の合宿所に入寮。医療機器メーカー「サンメディカル」の微弱電流治療器を持参した。ジュラルミンケース入りで価格は約300万円。高2冬に右肘の炎症を起こした時に両親が買ってくれたという。

 「疲労も回復できるし、これからもケアしていきたい。親には感謝しています」。新潟から付き添ってきた父・智弘さん(54)は「親バカなもので…。でも投手なので肩、肘は大事」と話したが、その愛情がプロ入りにつながった。最速153キロ右腕は「プロで活躍する姿を見せるのが恩返し」と誓った。

 この日で新人10選手が入寮。鈴木の「裕太」を含め、5人の名前に「太」の漢字が入る。ルーキーたちは、太くて長いプロ野球人生を目指す。 (鈴木 勝巳)

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2019年1月7日のニュース