ソフトB内川 愛子さまにもきっと届いた偉業 サイン入りバットの逸話

[ 2018年5月10日 08:11 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―0西武 ( 2018年5月9日    メットライフD )

<西・ソ>8回、内川は2000安打を達成し、ボードを掲げる
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 内川家には秘蔵の写真がある。皇太子さま、雅子さま、愛子さまとソフトバンク・内川が一緒に写った貴重な一枚である。

 09年に世界一連覇を果たしたWBCで活躍した内川を愛子さまが気に入り、同年7月に神宮球場で行われた横浜―ヤクルト戦を観戦した。試合前には「自分でいいのかと思ったけど、愛犬の話をさせていただいた」と共通の話題で盛り上がり、緊張が和らいだことを回想している。

 この話には後日談がある。内川は野球に興味を持っていた愛子さまへサイン入りのバットをプレゼントした。どこかに飾ってもらえればという思いだったが、喜んだ愛子さまは下校すると、毎日のようにそのバットを握っては、まさかの「ティー打撃」をしていると聞いた。内川はその姿を思い浮かべ、恐縮するとともに喜びの感情があふれ出た。

 偉業達成を愛子さまもきっと喜んでいるだろう。 (04〜17年ソフトバンク担当・福浦 健太郎)

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