【田淵幸一氏視点】清宮は強い右手首持つ典型的な“大砲”

[ 2018年5月10日 09:45 ]

パ・リーグ   日本ハム8―2オリックス ( 2018年5月9日    京セラD )

<オ・日>2回、右越えソロを放つ清宮
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 日本ハム・清宮は典型的なホームランバッターだ。高めの甘いスライダーを逃さなかったが、驚くことはない。ヘッドスピードの速さ、手首から肘にかけての柔軟性…。特に手首が強く、使い方がうまい。王(貞治)さんも実は腕相撲は弱かった。打球は腕力で飛ばすのではない、の典型だ。

 私が阪神に入団した際、捕手としてボールを受けていた時、江夏豊に「ミットが動く」と指摘され、ミットをはめる左手首を必死に鍛えた。その結果、打撃では本塁打が一気に増えた。左打者の清宮でいえば右手。スイングの際に「リード」となる手首が強く、ゆえに打球を遠くに飛ばせる。

 高卒1年目。スイングも思い切りが良く中途半端なところを感じさせないのがいい。腹膜炎などで遠回りはしたが体の切れも出てきて動きもよりシャープに。私は入団1年目に22本塁打。ぜひ清宮には、その数字を抜いてほしい。大谷がメジャーに移籍した中で、そのバットは何よりファンを魅了する。これからも我々をワクワクさせてほしい。(スポニチ本紙評論家)

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