巨人・内海、14年連続勝利も恐縮「斎藤さんにはまだまだ及ばない」

[ 2018年5月10日 21:22 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2018年5月10日    東京D )

<巨・神>ヒーローインタビュー後にポーズを決める阿部(左)と内海
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 巨人の内海哲也投手(36)が10日、東京ドームで行われた阪神9回戦で今季初登板初先発。6回途中4安打2失点で昨年7月8日の阪神戦(甲子園)以来306日ぶりとなる今季初勝利を挙げ、プロ2年目の2005年から14年連続勝利をマークした。14年連続勝利は、巨人では槙原寛己の17年、堀内恒夫の16年に次いで斎藤雅樹と並ぶ3位タイ。

 5回まで2安打無失点の好投。3―0で迎えた6回に1死一、三塁のピンチを招いて降板した。それだけに「うれしいはうれしいですけど、6回はしっかり投げ切りたかったなという気持ちが強いです」とまずは反省が口を突いて出た内海。「久しぶり過ぎたんで、すごく緊張しました」と東京ドームのマウンドを振り返った。

 3回に今季2度目のスタメンに名前を連ねた阿部が先制3ラン。「すごく心強かったし、これは勝たないといけないなと思いました」。終わってみれば5回1/3で85球を投げ、4安打2失点、6三振1死球という投球内容だった。

 「この舞台に帰りたいという強い思いでやって来たんで良かったです」とこれまでを振り返った内海。現在1軍投手総合コーチを務める斎藤雅に並ぶ14年連続勝利については「斎藤さんにはまだまだ及ばないんで、これから1試合1試合チャンスをもらえたら勝てるように頑張ります」と恐縮、謙そんしていた。

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